「全国障害者スポーツ大会」について理解を深める
~ 令和4年度第2回埼玉県障がい者スポーツ指導者研修会 ~
令和4年2月18日(土)埼玉県障害者交流センター ホールにて「令和4年度第2回埼玉県障がい者スポーツ指導者研修会」を行いました。参加者は30名。
講義:
1部【全国障害者スポーツ大会とは?】
優 尚世 氏
・埼玉県障害者スポーツ協会 事務局
・上級障害者スポーツ指導
2部【全スポから世界へ ~埼玉県代表から日本代表への道のり~】
八尾 陽夏 氏
・全国障害者スポーツ大会 陸上競技 埼玉県代表
・アジアユース アジアパラ 陸上競技日本代表
・東京2020パラリンピック競技大会 ボート㏚3混合舵手つきフォア 日本代表
今回の研修は、2部に分けて「全国障害者スポーツ大会」について理解を深める内容でした。
1部においては、全国障害者スポーツ大会の目的から特徴、基本方針や選手参加資格条件。また「安全・公平・楽しく」競技を行うためのシステムなどを学びました。大会に参加した選手たちの様子などを画像交えて説明があり、大会の雰囲気も共に知ることができました。
2部においては、実際に選手として参加された八尾陽夏さんのお話を聞かせていただきました。一度は言葉を失い話すこともままならなかったところから、障害スポーツを始めたきっかけ、そして全国大会へ出場するまでの取組み。またそこから競技種目の転向(パラ陸上競技からパラボートへ)をして挑んだ「東京2020パラリンピック」の思いを語っていただきました。
『世界との差を感じたが、よい経験を積むことができた。お互いを認め合い、補い合う仲間ができ、一つの事を皆でやり抜く大切さを実感。東京パラの経験を今後へ役立てていきたいので、パラスポーツを知ってもらうための活動がしたいですね』と優しい口調ながらも、目的を持ってやり抜いてきた強さが伝わってきました。
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