NO.111 新たに25人の卓球バレー指導者誕生!

~ 相互理解しあえるユニバーサルスポーツ~

 平成27年4月12日、埼玉県障害者交流センターで『埼玉県卓球バレー指導者養成講習会』が開催されました。講師は、日本卓球バレー連盟・普及委員長の堀川裕二氏で、昨年同様、九州大分県からおいでいただきました

 前半は、パラリンピックの生みの親と言われるグットマン博士のお話しと共に“障がい者スポーツの意義”や“卓球バレーの歴史”。ご勤務先の太陽の家の創設者・中村裕先生のお話、国内外の普及活動の状況など、盛りだくさんの講義となりました。

 後半は、ルールをはじめジャッジの仕方など実技を通しての学び合い。指導者は、技術指導や審判をするだけでなく、障がい者の残存機能を生かした関わりを常に意識し行動することの大切さ。また一緒に楽しんだり、喜んだりする気持ちの共有もかかせないなど、堀川氏の温かい人柄を感じる実技指導となり、今回新たに、卓球バレー指導者として25名が誕生しました。

 平成27年10月4日に越谷市総合体育館で開催を予定している『東日本卓球バレー大会』に向け、障がい者や健常者、また年齢に関係なく誰もが共に卓球バレーを楽しむ日を目指し、県東南部を中心として精力的に準備しています。

<参加者の感想>

・1回だけでなく継続して講習を受けたいくらい、奥が深く楽しい。

・年齢問わず楽しめるスポーツだと思います。審判法を学びながら、とっても楽しんでしまいました。参加して良かったです

・プレーヤーとしてとっても楽しかった。普及させていきたいが、もっと経験を積み上げていきたい

・障害の有無、そして年齢に関係なく相互理解しあえるユニバーサルスポーツの一つとして普及していくとよい。いろんな状況に合わせながらできるので、プレイヤーが楽しめる。