NO.119 オール東南部から、バディーの輪が広がる気配

~障がい者カヌー教室~

平成27年9月6日。吉川市民プールで今年2回目の障がい者カヌー教室が行なわれました。8月の暑さが嘘のような肌寒い日でした。気温より水温の方が高い状況で、天気予報も降水確立が60%という中での開催です。
しかし参加者たちの期待は大きく、誰も中止は考えていません。それどころか教室を楽しみにしている熱気にプールサイドは包まれています。

今回、地元吉川市長にB&G財団から常務理事も駆けつけていただき、この事業への期待は高まるばかりです。さらに、初級指導員講習会を受けたばかりの八潮市スポーツ推進委員が多数参加していただき、指導員の和がなお一層広がってきました

準備体操、パドル操作の練習後、カヌーに乗船。うん!すごいぞ。今年で3年目になり一人で操船できる人が何人も出てきました。しかも早い。
保護者から「子どもたちの成長と可能性に改めて驚きました。」という声をいただき、指導員は「自分たちの活動がお役に立っていると実感しました。」と話してくれました。
全国のB&G海洋センターで障がい者向けの事業が展開する日が楽しみです。
B&G財団の全国指導者会で障がい者スポーツ指導員の養成講習会を実施していただけたら、もっと大きな輪になるでしょう。

(県東南部 荘子敏一)