NO.101 会場全体が手作り。みんなが主役

~元気な入間 障害者スポーツ大会~(5.OCT.2014)

台風18号の接近に伴う足元の悪いなか、第38回元気な入間「障害者スポーツ大会」が10月5日(日)に入間市市民体育館で開催されました。
当日は、9チームの対抗戦で、参加選手は約550名。大会のサポート役に、障がい者スポーツ指導員、民生委員、中学生などのボランティアが約90名。市長を始めとする10数名の来賓者。選手を見守る家族や関係者の方々が集いました。競技は、恒例の種目に加え、工夫を凝らした新種目も取り入れて参加者を楽しませていました。とりわけ、パン食い競争のパンや、副賞で添えられる石鹸、クッキー、レトルトカレーなどは、各施設の手作り品が使われていて、競技の盛り上がりに一役買っていたように感じられました。
また、アリーナの壁には今大会に参加された障がい者自らが描いたポスターも貼られ、来場者たちの関心を惹いていたのが印象的でした。更に、そのポスターは投票により、翌年のプログラムの表紙を飾ります。
まさに、参加者たちが手作りでオリジナリティーを醸し出し、なお、心温まる一体感を感じます。そこには障がい者550名が日頃発揮できないエネルギッシュな笑顔がありました。
大会運営に当たり、大会役員の用意周到な事前準備と次回に向けての反省会など、熱意ある姿勢が軸となり、これから先も末永く地域に愛されてゆく大会になることと思われます。

(県西南部 静 佳子)