NO.107 笑顔でいることの一助に

~吉川市手をつなぐ親の会主催「ミニミニスポーツレクリエーション」~

皆さん、こんにちは!!

平成26年12月27日、吉川市中央公民館で吉川市手をつなぐ育成会主催の『ミニミニスポーツレクリエーション』が行われました。

テーマは“みんなで楽しくあそびませんか?”でした。テーマ通り24名の参加者の他、ひだまり就労移行支援事業部の方、吉川市社会福祉課の方にも参加していただきました。また、ボランティアで松伏町、吉川市、越谷市、草加市、さいたま市から協力者が集まり、楽しい時間を過ごしました。参加者は、楽しみにしていたようで集合が早く、育成会会長の千葉さんも驚いていました。

スポーツレクリエーションでは、フライングディスク、ボッチャー、フロアーカーリング、卓球バレーの4つの競技を行いました。

中央公民館には、卓球バレーを行うための卓球台が置いていないため、障がい者スポーツ指導者の鈴木さんと岩田さんが手作りで、組み立て式、簡易卓球テーブルを作成、持参をし、イベント内容を充実させていました。

参加者は、ボランティアの方に競技のコツを教わりながら、巧みな話術に笑顔とやる気を引き出され、4種類の競技を体験しました。参加者からは、「楽しい」「また、やりたい」「続けて練習したい」などの感想が聞かれました。

特に印象的だったのは、保護者の方が一緒に楽しんでいる姿でした。競技中、ナイスプレーをすると、手をたたき、ガッツポーズをする笑顔に、本当に楽しんでいることがわかり、こちらまで楽しくなりました。

また、全員参加で4チーム対抗、風船バレーを行いました。制限時間まで、風船を落とさずに、何回トスができるかを競いました。自然にチーム内で結束力とコミュニケーションが芽生え、楽しみながら体を動かすことができました。

主催者の吉川市手をつなぐ育成会の目標は、今回が2回目の開催となったこのイベントを継続し、障がいを持つ人も、持たない人も共に楽しめるイベントを市民体育館で行うことだと聞きました。微力ながら協力をしたいと思うと共に、今回参加して、障がいを持つ子どもの保護者の気持ちに寄り添える協力者が必要だと感じました。

障がいを持つ子どもの保護者は、人には見せない、いろいろな不安や悩みを抱えていると思いました。多くの人が、お互いを理解する機会を持ち協力することで、保護者の方の不安や悩みが、軽減できるのではないかと感じました。相手の立場を理解した協力者の存在は、笑顔でいることの一助になりえるので、協力者を増やす活動にもかかわっていきたいと思いました。

(米山 あゆみ)