アダプテッドスポーツに前向きな体験会!
~ 加須市スポーツ推進委員「障がい者スポーツ体験研修会」 ~
令和元年8月11日(日)騎西総合体育館 ふじアリーナにて「障がい者スポーツ体験研修会」が開催されました。参加者33人、障がい者スポーツ指導員2人、その他スタッフ1人の総人数36人。
- 講演会:「障がい者スポーツに携わるには・・・」
~障がい者スポーツへの始めの一歩~
- 体験会:四面卓球バレー
今回、加須市スポーツ推進委員協議会が、県東北部地域支援連絡会の前代表幹事の斎藤信治さんの全国各地における障がい者スポーツに関する講演活動や活動実績を評価され、県東北部に講演依頼が寄せられましたので私も同席させていただきました。
加須市スポーツ推進委員協議会の松島会長さんとお話しをさせていただいた中で、加須市は(旧)加須市と騎西町、大利根町、北川辺町の1市3町が10年前に合併。毎年加須市や施設で実行委員会をつくり【加須市障がい者スポーツ交流大会】を盛大に開催しているが、地域により取り組みに差があり、それを改善出来ないかと考えている。今後、障がい者スポーツの振興や実績のない地域での活動立ち上げに伴い、ノウハウ習得や人的交流などを重要視されていると感じました。
講演会では、さすが斎藤信治さん。活動事例などをわかりやすくパワーポイントを使って紹介。質疑においては、スタート時の苦労話、教育委員会などの行政との協議内容、施設との役割分担における負担減、障がい者の家族にも楽しんでもらう継続のポイント、などノウハウ満載の内容となりました。私自身も普段感じていることの整理になりました。また、「スポーツ推進委員と障がい者スポーツ指導員がスクラムを組んで、障がい者スポーツに取り組みましょう!」のメッセージもアピール出来たと感じました。
体験会においては、7/20の白岡市アダプテッドスポーツ教室に参加していただいていたので準備は完璧。スポーツ推進委員を2組にわけ、短時間でしたが全員参加で超大盛り上がり(笑)となりホッとしています。
体験中にスポーツ推進委員協議会の内海副会長さんから、「知的障がい者施設へ訪問したとき、園長から『スポーツを体験させる人員がいない。また、ルールの話をしても理解してもらえない』と言われたが、四面卓球を見ているとルールはやりながら覚えればいいし、参加者みんなでやれば出来そうですね。」
また関原副会長さんからは「何よりもスポーツ推進委員自体が楽しんでいるのが良い。指導するのではなく、自分を含めてみんなで楽しむことが大切。危険も少ないし進められそう。」との感想をいただきました。
総じて、加須市のスポーツ推進委員でアダプテッドスポーツに前向きになっている雰囲気が感じられた体験会でした。
( 東北部:寺方 克彦 )
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