全国障害者スポーツ大会卓球バレー競技で優勝!!
~ 第19回全国障害者スポーツ大会(いきいき茨城ゆめ大会) ~
令和元年10月6日(日)取手グリーンスポーツセンターにて「第19回全国障害者スポーツ大会(いきいき茨城ゆめ大会)」が開催されました。
参加者16人、障がい者スポーツ指導員4人、その他スタッフ6人の合計26人で茨木県の会場に集まりました。
障がい者スポーツ指導員が行った内容は、
- 全国障害者スポーツ大会への卓球バレーチームの派遣
- それに至る練習環境の整備、指導など
得られた成果としては、
- 全国障害者スポーツ大会 卓球バレー優勝
- 全国の卓球バレーチームとの親睦、交流
今回、合同練習会で互いに切磋琢磨している「フレンドリー春日部」と「大凧」がタッグを組み「オール春日部」を結成、茨城県取手市で開催された第19回全国障害者スポーツ大会卓球バレー競技に挑むことにしました。
大会前の9/25には春日部市の石川良三市長、市役所障害がい者支援課 清水課長が訪問していただき選手たちを激励、市長から記念品をいただきました。
【https://www.city.kasukabe.lg.jp/shisei/kouhou/tokuhain/20190930_takkyu.html】
10/6大会当日は早朝練習後、春日部市を7:00に出発。チーム目標は出来れば昨年のベスト8を上回るベスト4! でも選手には、①まずは予選を勝ち上がり決勝トーナメントへ、②決勝トーナメントは皆で楽しもう! と普段通りスポーツを楽しむことを一番に掲げ、リラックスしてもらうようにしました。
大会は初心者クラスと、競技中心のチャレンジクラスの2つのクラスに分かれ、総勢42チーム、合計400人が参加。私たち「オール春日部」はチャレンジクラスで参加しました。
チャレンジクラスは20チームあり、1ブロック4チームの計5ブロックで予選リーグを行い、上位2チームが決勝トーナメントへ進めます。予選では和歌山大会から通算すると4年連続で全国優勝している山口県の「ひまわり」と対戦。ポイントをあげることが出来ました。これが自信になりました。
私たち「オール春日部」は予選2位で決勝トーナメントへ進めたので、次は「楽しもう!」。決勝を待つあいだ選手たちは初心者クラスと和気あいあいに練習を楽しみました。
決勝トーナメントは全国の強豪チームばかりでしたが、リラックスしている「オール春日部」は怖いもの知らず。初戦の佐賀県「ハナミズキ」、2戦の大分県「太陽の家サンシャイン」、決勝の岩手県「アスレクト」。このすべてを2-0で勝ちあがり完勝でした。
思い起こせばここに至るまでの道のりはハードな練習に支えられたものでした。「フレンドリー春日部」は毎週土・日と大会前はほぼ毎日仕事終了後に、「大凧」は毎週水・土のハードな練習に負けずにやってこられたからと思います。
また、普段から熱心に指導されている指導者の皆様、その指導に応えた選手、また家族や友人など地域の方々の応援や熱意があってのことだと思います。
大会当日も、埼玉県からは平林実副会長、南東部の荘子敏一さん、影山勇夫さんなど普段お世話になっている多くの指導者が競技役員として働いておられたのも心の支えになりました。
最後になりますが、卓球バレーの更なる普及活動のため、フレンドリー春日部の練習所になっている「株式会社ニューオタニ」の作業場で卓球バレー道場を開設します。車椅子トイレも整備しましたので、どなたでも利用出来ます。また、近隣の市町村であれば選手を連れて指導にも出向きます。まだ卓球バレーの楽しさを知らない方も、この機会にぜひ一緒に卓球バレーを始めましょう!
(東北部 尾谷英一)
今年は国体で優勝が出来たことは、私たち障害者にとって何よりも代えがたい宝物になりました。オール春日部チームとしてお互いに支え合うことの大切さと、笑顔がやる気の根源になり、皆様のご指導、ご支援に答えられたような気もします。これからも、卓球バレー等障害者スポーツの推進に寄与したいと思いますのでよろしくお願いいたします。
(東北部: 武藤優夫)
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