『今』を大切に、楽しむ生活!
~ 令和5年度 第2回埼玉県障がい者スポーツ指導者研修会 ~
令和5年12月2日(土)埼玉県障害者交流センター ホールにて「令和5年度 第2回埼玉県障がい者スポーツ指導者研修会」を行いました。
講義:【指導員としての活動 〜楽しんでこそボランティア〜】
講師:栗林 三奈子 氏
・愛知県障害者スポーツ指導者協議会 常任理事
・上級パラスポーツ指導員
・日本パラスポーツ協会 情報部会中部東海ブロック情報部員
・介護福祉士 など
栗林氏は、高齢者施設の夜勤専従介護福祉士として勤務。時間をやりくりしながら、指導員活動、趣味の「よさこい」を楽しみ、祭りにも参加。
東京パラリンピックに愛知県から泊まり込みでボランティア活動へ参加し、その様子も写真を交えて伝えていただきました。
ご実家の両親の生活サポートもしながら“今“を大切に生活している様子を、優しい言葉づかいと満面の笑顔でお話していた姿が印象的でした。
後半は、実技実習。コミュニケーション技術としての「言葉と身振りの大切さ」を学びました。
①バースデイライン・・・言葉を発せずに誕生日を元に一列に並ぼう!
②見えない人と踊ろう・・ダンスの動きをどのような言葉や合図で伝えていくか
人に何かを伝える難しさを改めて感じ、①も②も四苦八苦しながら参加者は取り組んでいました。実技を行ったことで具体的な研修ができ、学びを深めることができました。
今回の参加者は、34名。アンケートによる満足度は「とても満足」「満足」のみの回答で高評価の研修会でした。
「役立つ情報が得られた」「スキルアップにつながった」「他の参加者とも交流・情報交換ができた」「日頃の生活や活動に役立った」とのご意見が多数ありました。
また、その他に
・楽しくも一生懸命活動されている指導者の話は興味深く、励みになった。
・テーマにあるように、自分が楽しまないとその楽しさは相手に伝わらないと感じた。
・やれることをやる、自分が楽しむ、ということを実践していきたいと思った。
・コミュニケーションの工夫をしてみようと思った。
・講師のパワーが素敵だった。「自分が楽しむ」大事なことだと改めて感じた。
・視覚に頼らない教え方は、教育の場、子どもたちへ伝える時にも応用できると感じた
・指導員経験が少なく、各競技やゲーム種目を知るのが精一杯だったが今回のお話はとても参考になった。言葉や振りで伝える楽しさ、大切さを覚えた。
アンケートには、今後の研修会への希望も色々と寄せていただきましたので、検討させていただきたいと思います。
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