~一緒に寄り添い楽しむ~ ★岡田 良訓さん★

今回のリレートークは、仕事と地域活動、障がい者スポーツ指導員など多方面で活躍しています岡田さんです。今年度、吉川市スポーツ推進委員会会長に就任しました。ご多忙な中、快くインタビューにご協力していただきました。

 


Q1.障がい者スポーツ指導者を取得した動機は何ですか?

動機は現在22歳の息子が自閉症だった事が大きいです。息子と一緒に施設や交流センター、福祉村に通っているときに、障がい者スポーツ指導者のことを知りました。

Q2.障がい者スポーツ指導者として活動してどのくらいになりますか?

3~4年ぐらい前に資格があることを知り、取得しました。ちょうど、研修会の日程と開催場所が通いやすく、所沢で取得しました。

Q3.障がい者スポーツ指導者はどのような人が適していますか?

・いろいろな競技に長けている人
・得意種目がある人。
・いろいろな種目の資格を持っている人
・資格を持っている学生さんや若い人は、新しい発想で街で活躍してほしいです

Q4.活動しているうえで、大事にしていることは何ですか?

障がいのある人に身近に寄り添った指導を行うことです。
上から目線の指導ではなく、一緒に寄り添い、スポーツを楽しみたいです。

Q5.活動している上で大変なことは何ですか?

日程、スケジュール調整が大変です。土曜日・日曜日は子どもの面倒を見ているからです。でも、そのくらいですよ(笑)。

Q6.活動している中で思い出に残っていることは何ですか?

スポーツ推進委員としてダンス教室を開催した事です。ダンス教室のテレビ番組を見て、ダウン症の子はリズム感が良いので、喜ぶと思ったからです。知り合いのプロの先生に依頼したら、「障がいのある人を教えたことはないけれど、楽しそう」と企画立案、指導に協力していただけました。ダンス教室は健常者と障がい者に分けて行いました。自分のやりがいにもなりました。

Q7.参加して楽しかったイベントは何ですか?

開催の柿の木スイミングスクールです。息子は水に入る事は好きですが、綺麗なフォームでは泳げませんでした。しかし、熱心に指導してもらえて感謝しています。知識があり、教える熱意のあるコーチに感動しました

Q8.今後の抱負は何ですか?

吉川市で昨年12月にふれあいピックというイベントを初めて開催した。今後はもっと健常者と障がい者が一緒にできるイベントを行いたいです。

インタビューを終えて・・・

常に笑顔の岡田さんは温かみがある方でした。また、「さすがだな」「すごいな」と小さなことでも優しく周囲の人へ伝える、愛情あふれる方でした。
自然体で行動される姿勢が、周囲の人の心を打つので、協力者も増えているのだと思います。息子さんを含め、多くの方と一緒に楽しみながら身体を動かしたいという、前向きな姿勢に、応援したいと思いました。

(米山 あゆみ)