★高木サダ子さん★(H26.10.2)

今回のリレートークは、草加市在住の高木サダ子さん。

か~こは、お話をお伺いすべく、待ち合わせの草加市文化会館のラウンジに。ところが渋滞に巻き込まれ、待ち合わせの時間に遅刻していくと、ラウンジで一人帳面をつけ、電卓をたたいている方が・・・・!なんと高木さんです。「高木さん?遅れて申し訳ありませんでした。」とか~こが謝ると、「はい。今ね、レクリエーション協会の会計をしていて、この時間にお仕事していましたから大丈夫ですよ。」そう優しく微笑んでくれました。か~こ、その笑顔を見たらほっとして、心までほんわかあったかくなりました。
 高木さんは、昭和52年からレクリエーションの分野(キャンプ、歌、ゲーム、ダンス)に携わっているそうですからかれこれ40年。そして立ち上げから関わっている草加市のレクリエーション研究会も今年で40周年だそうです。ん~~、すごい!長きに渡り継続していくことの大変さと難しさを考えると、か~こ脱帽です!

 そんな高木さんが、障がい者スポーツ指導員の資格をとったのは平成20年のことです。高木さんの身近には障がいのあるお子さんを持つお母さんが何人かいらしたそうです。その子どものお母さん方は、自分の子を世界一の子だと思いながらも、障がい児を持つ辛さや将来への不安から大変な思いをしている。と高木さんは、お母さんたちがそんな狭間で戦っているように見えたそうです。そしてお母さんたちは、ご自分の人生をかけて、悩みながらも子どもとともに日々成長している、その姿に打たれ、何かお手伝いすることができないか?と毎日考えていたそうです。そう思いながらもお手伝いをするというのが何だか、同情に思われないか、そんな危惧もあって、なかなか言い出せずにいました。

 そこへ、「障がい者スポーツ指導員(初級)」募集のお知らせ。高木さんは、これだ!!と思いました。この子たちに自分が今までやってきたレクリエーションをやってあげることができると思ったそうです。

 高木さんは現在、市や県のレクリエーション協会の役員もされながら、草加市で月二回障がい者のための「スポーツ広場」で指導をしています。バドミントン、トランポリン、レクダンス、卓球バレーなどなど、いろんな遊びを提供しています。また草加市で開催される障がい者のスポーツ大会「パリポリ大会」にも携わり、地域で障がい者への支援を続けています。

 「子どもたちってダンスが好きですよ~、特にAKB48とかね。」そう語る高木さんはとっても楽しそうです。ダンスを教えるときも、子どもたちに教え込まないそうです。まずご自分が踊ってみます。「私が踊るとみんながのってきて、踊ってくれるの。」高木さんは、みんなを巻き込む雰囲気づくりの達人です。「AKBとかも踊るのですか?」と、か~こが聞くと「選曲は大切よ。だから毎月1回市外に講習会に出かけるのよ。」と。そこで5~7曲新しい曲と振付を覚えてくるそうです。踊りが苦手なか~こはますます高木さんのファンに!地道なこうした勉強も怠りません。 

さて、これから新たに活動を始めてみようかなと思っているみなさんへ、高木さんからラブコールが届いています。「どこに行こうか迷っている方がいらしたら、一度草加の「スポーツ広場」にいらっしゃいませんか。こういうことしているのね、こんな事やるといいのね、ときっといい経験ができますよ。」と。

近隣にお住いの方、是非のぞいてみてはいかがでしょう。

【スポーツ広場:月2回土曜日、午後1時~3時 
場所 :草加市民体育館 電話 048-936-6239 】